若い頃は、視力2.0だったNaoです。(若干遠視気味)
視力検査の最高値が、2.0だったけど、多分もっと見えていた時もあったかな。
そんな私は、結構早くから老眼の症状が出てきました。
現在は大人のコンタクトレンズをしています。
ここからは、大人のコンタクトレンズを使用するに至った経緯と、使用して良かったこと、「ん?・・・」と思ったことをまとめます。
大人のコンタクトレンズをしています。
老眼は、誰にも訪れます。私の体験談。
老眼初期のあるある体験談
40代になると、裸眼では携帯の画面が見えにくくなりました。
「ずいぶん、文字を大きくしてるね〜」と、笑われたことも多々ありました。
また、少し照明の暗めのお店では、
裸眼では、メニューの文字が読めませんでした。
見えないものを無理に見ようとしていた頃
それでも、まだ初期の頃は【これが、老眼】とは認めたくなく、【老眼鏡】という選択はありませんでした。
この頃から、細かいものを見るときは、どうしても眉間にしわを寄せてしまうことが多くなっていました。
細かいものを見る時、眉間にしわを寄せた【にらみ顔】になっているのに気がつきました。
普通の表情をしていても、眉間にはしわが残っています。
気がつくと、おでこの方にも三本線のしわが目立ちます。
おそらく、一生懸命に【見ようとする】ということは、目の周りに無駄に力を入れていることなのでしょう。
まず、試したのは老眼鏡改めリーディンググラス
だんだんと仕事にも支障が現れてきました。
細かい字が読みにくい苛立ち・・・
拡大鏡を使ってみたり、ルーペ付きのボールペンを所持していました。
PCの画面の文字は100%より大きく、120%くらいにしていました。
目は疲れやすく、肩こりも酷くなってきます。
そして、いよいよ【老眼】を認めました。
老眼鏡(今はリーディンググラスと言います。)を初めてかけた時のことは今も鮮明に記憶しています(笑)
まるで、今までは室内の蛍光灯が切れそうな中で生活をしていたんじゃないか、と思うほど、世間が明るくなりました。
意地を張らずに、早くかければよかったと思ったものです。
リーディンググラスの欠点
世間を明るく見せてくれる老眼鏡ですが、掛けたままでは歩けません。運転もできません。
細かいもの、文字を見るときだけ使用するので、ついつい、いろんなところに置き忘れてしまいます。
さっきまであったのに、いざ使う時に見つからない・・・。
探すストレスを軽減するために、キッチン、リビング、自室、そして職場に一個ずつメガネを用意。
また、外出用にバックにも一個。
ところが、老眼は初期の頃はすぐに見え方が変わってきます。その都度買い替えなけえばいけません。
そして、大人のコンタクトを知る
リーディンググラスを手放せない反面、その不便さに閉口していた頃、存在を知ったのが、老眼用のコンタクトレンズです。
元々、メガネやコンタクトレンズとは縁遠い生活をしていたので、老眼用のコンタクトの存在など、全く知りませんでした。
ある時クラス会が開かれた時、誰もが、薄暗い居酒屋でメニューを苦労して見ている中、涼しい顔で裸眼でメニューを見ている同級生が一人いました。
思わず「老眼まだ来ないの?」と聞いたところ、教えてくれたのです。
「老眼用のコンタクトレンズなんだよ。コンタクトだから、着脱しないで生活できるし、運動も運転もできるのよ。」
そこで、老眼用のコンタクトレンズに興味を持ちました。
大人コンタクト、老眼用コンタクトレンズについて
遠近両用コンタクトレンズの仕組み
【大人用】、【老眼用】、
と言うより【遠近両用コンタクト】と言う呼び方の方がポピュラーかもしれませんね。
遠近両用コンタクトレンズは、1枚のレンズの中に
「遠くを見る用の度数」と「近くを見る用の度数」が配置されています。
網戸越しに遠くの木を見た場合、木を見ようとすると網戸はぼやけ、網戸を見ると木がぼやけます。
これは見るものによって、脳が最適な視界を選んで切り替えているからです。
遠近両用コンタクトを使用し始めると、初めは遠くも近くも両方ピントが合っていますが、段々と脳が最適な視界を選択するように学習します。
このため、見え方に慣れるまでは違和感を感じてしまったり、酷くなると気持ち悪くなってしまうことがあります。
見え方に慣れるまでの期間は大体2・3日から、長くても1週間程度と言われています。
バイフォーカルとマルチフォーカル
遠近両用コンタクトレンズを購入する際に、商品名に「バイフォーカル」もしくは「マルチフォーカル」と表記があります。どちらも遠近両用コンタクトレンズに使用する名前ですが、違いはレンズの仕組みにあります。
バイフォーカルはレンズの中に配置された度数がクッキリ別れているもの。
このため、中間距離が見づらかったり、慣れるまで違和感を強く感じたりしていました。
マルチフォーカルは遠くの度数から近くの度数までがなだらかに変化し、中間距離でも最適な視界を脳が選択できるという仕組みになっています。
このため、ものを見るための度数がスムーズに移行し、疲れを感じにくくなりました。
現在の使い捨てソフトコンタクトレンズはほぼ全ての商品がマルチフォーカルになっています。
実際コンタクトレンズを使用してみて
良かったこと
運転には何も支障ありません。
携帯の文字を標準に戻して読めます。
本が読みやすくなりました。
レシピを見ながらのお料理が楽になりました。スーパーでの買い物の時もプライスカードが苦労なく読めます。
【にらみ顔】をすることがなくなってきました。
家族から、「最近、表情が穏やかね。」と言われるようになりました、
メイクも楽です。(眉を描くのに、苦労していました。)
そして、気がつくと・・・
(老眼のせいでできてしまった)眉間のしわ、おでこのしわがなくなりました!!
もちろん、日々のスキンケアに気をつけていましたが、明らかにコンタクトを使用するようになってからの変化です。
不便だなと思ったこと
本を読むこと、携帯の文字は標準サイズで見ることができるようになりましたが、もっと細かい作業は、目がボヤけます。
遠近のレンズを装着した私の脳が判断できる細かい字には限界があるわけです。
正確に言えば、度数を決める時にかなりの細かい文字まで見られるように合わせてもらうと、逆に遠くがボヤけてしまうと言われました。
私は毎日運転をしますので、それは困ります。
仕事では・・・
データ印の日付の数字を変えるとき見えません。
毎日1日ずつだけ日付を変えるのは、指先の感覚で大丈夫ですが、連休明けなどの長い休み明で、ぐるっと日付を合わせるときには、老眼鏡の方がよく見えます。
遠近と言わず、コンタクトレンズは長時間、使用すると目が疲労します。
外した後は、やはり老眼鏡は必要です。
また、慣れるまでは着脱がスムーズにできずに苦労しました。
当時、私は爪を長くしていたので、余計ですね。
今では、道具を使いことなく、簡単に着脱ができます。
まとめ
- 大人コンタクト(遠近両用コンタクト)を使用すると、着脱することなく遠くも手元も見られる。
- 【にらみ顔】をすることがなくなるので、眉間やおでこのしわが防げる(消える)。
- 表情が柔らかくなり、若見えがする。
- つけたままで運転ができる。
- 日常生活において、メイク、買い物etcと便利。
- 細かい作業の場合や、コンタクトを外した時用に老眼鏡も必要。
老眼は誰にも訪れます。でも、いろいろなツールを使用してストレスなく過ごしたいですね。
いかがでしょうか?
遠近両用コンタクトが気になる方、使ってみたいと思っている方の参考になればと思います。
ちょっとおしゃれをしたい時には、カラコンでも遠近両用があるんですよ〜
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